なんとなく夜中の通販番組をつけっぱなしにしている。
「懐かしの名曲CD集」を最近よくやっているが、
自分の聞いた覚えがある曲が増えてくると、やはり年も食ったなと思う。
しかし、自分が更に年を食ってこういうのを聴くとやはり懐かしいものなのだろう。
とはいえ、日頃まったくといっていいほど聞かないB'zだのオレンジレンジだのを
持ってこられてもうれしくもなんともない。何となくつまらない。


しかし、この80〜90年代にしろ、フォークソングブームの頃にしろ
現在自分達が生きている、また中学高校時代を過ごした時代を思い起こしてみても
常に殺伐とした話題しかなかったような気がするのは後ろ向き過ぎるのだろうか。
ありがちな写真や出来事をを列挙しているだけでも、なんとなくそれぞれの時代の
勢いが感じられるのだが、身近にそれを感じられることはまったくない。
フォークソングの頃程の高度経済成長もなく、バブル世代の好景気も浮かれ具合も
ありゃしない。まあ今更生まれた時代を悔やんでも埒が開かない。
適当に死なない程度に、適当に後悔しないようにやっていくしかないのだ。