おーい、ニッポンというNHKの番組がある。
簡単に言えば、毎月かいくらかの不定期でやっている番組で
ひとつの都道府県をとりあげ、縁のあるタレント(NHKなのでユルめ)を呼び
大々的にふるさと自慢をやっているという番組だ。それが今回、地元の岡山県だった。


たまたま食事時に家族と少しだけ観たが、これがまた面白くも何ともない。
自分の出身県でこんな調子なんだから、他県の人間はまず見ないだろう。
観たときには地元出身の作曲家が作ったらしき曲を、地元の有志が演奏したり
合唱したり、踊ったりというシーンだった。
国体のイメージキャラクターまで担ぎ出しているのだから、どうしようもない。
その中で特に気になった点を以下に記す。


まず、歌の類をどこぞのカルト宗教みたいな表情豊かな顔で歌われるのは
自分にとって結構きついものがある。なんとなくお隣の半島の北部のような印象を受ける。
そのせいでミュージカルや合唱コンクールの類は見られない。
しかも同級生の母親がそのような表情でしたり顔で歌ってるのを見かけたのできつかった。


また、県全般に言えることだが、いい加減ネーミングセンスを改めるべきだろう。
「桃太郎○○」、「ままかり○○」など。上記の国体イメージキャラも「ももっち」という始末だ。
それで今回の会場が「岡山ドーム」という、他からの嘲笑をもろともしない名前だ。
安易に特産品を列挙するとチープなことこの上ない。


あと気になったのが、上記イベントに参加している人がみな面白フェイス
ボランティア精神が表情を通じて溢れている顔をしているのが印象的だった。
容姿のことに関しては自分も人様にどうこう言えるレベルではまったくないのだが
以前耳にした、「岡山は日本3大○ス県」という事実のみを、皮肉にも対外的に
アピールする結果になったのではないだろうか。