月曜の朝はやはりつらい。とはいえ仕事をしなくては生きていけないのでスーツに着替え、家を出る。外は天気が良い。
 午前中は淡々と発送依頼の処理をしていたが、午後からはひたすら印刷物の梱包作業を行う。台車で3Fに品物を取りに行き、1Fで結束。外へ運びだす。足元がおぼつかなくなるというのは、酒に酔ったときを除き、ここ数年来で珍しい。明日は給料日だがさほど期待はできない。住民税がそろそろ落ちる筈だ。秋からは奨学金の返済も控えている。とにかく今はできる限りの生活費を削り、車のために走り続けるしかない。自身が低燃費でコストパフォーマンス良く暮らさなければ。眼前にある欲は、金と物欲のみ。タバコを吸う本数も心なしか増えたな。